学ぶということ

僕の好きな小説、沢木耕太郎さんの「深夜特急」の中の一文にこのようなものがあります。

「言葉をひとつ覚えるだけで、乗物にひとつ乗れるようになるだけで、これほど自由になれるとは思ってもいなかった」

今から30年ほど前に見たこの言葉が今でも心に残っていて、実際に旅に出ているときに何度も強く共感した一文になります。
これは旅に限った話ではなくて、何かを学ぶのってこういうことなんだろうなって思っています。


タイマッサージを学んで、できる手技が一つづつ増えるたびに、やれることも増えていきます。
やれることが増えていけばより自由にタイマッサージの施術を組み立てて行くことができるようになります。

そして何か壁に当たったときに、改めて学び直し手技への理解が深まったら「これでもいいんだな」とふっと軽くなるような感覚を覚えたり。

より自由になるために、より自由にタイ式をこなして、より良い施術を行うために学びを深めていくのだと思います。でも、逆に学んでも学んでもどんどん深みにハマっていって身動きが取れないような窮屈さを感じる方もいます。

それは、その学びが自分の中に落とし込めていないからだと思います。
その習ったことをしっかりやり込んでちゃんと使えるようになって初めて自由を感じることができるように思います。

学ぶことは今よりも自由になること。

もし学ぶことで自由とは逆の気持ちになるのなら、その学びは本当に必要なことなのか一度考えてみるのもいいかもしれません。
そして、ふっと軽く感じるまでその学びを深めてみるのもいいのかもしれません。

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