頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)を習いました

こんにちは。タイマッサージPindiです。

先日、頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー、以下クラニオ)を習いに行ってきました。

数年前に流行ったこともあるので知っている方も多いかもしれないですが、脳脊髄液(脳と脊髄を守っている液体)の循環を整えて自己治癒力を高める療法なんですね。実際の手技的には極ソフトに相手に触れていくものになります。

この頭蓋仙骨療法という名称をみると頭とか腰のあたりだけを触るように思ってしまいますが、足先からお腹や頭まで全身を触っていきます。

クラニオを習おうと思ったのにはいくつか理由があるのですが、

1.体の力をうまく抜くことができないお客様を効果的に緩めたい
2.手の感度を上げたい
3.手の質を高めたい

それと、ここ最近生徒さんやお客様からオステオパシーや手当て療法の話をされることが立て続けに合ったので、そういうタイミングなのかなっていうのもあります。

このクラニオは、体の自己治癒力を高めるのが主な狙いなんですが、ソフトな圧で相手に触れることによるリラックス効果も相まって体の力が抜けやすいようなんです。

普段の施術中にストレッチなどしても、体の力をうまく抜けないお客様などは、体をご自身で動かしてくれてしまうことがあるんですよね。もちろんダメっていうことはないのですが、ゆったりリラックスしてタイマッサージを楽しんでいただけたら、それの方がより良いのかなと思っています。

なので、クラニオでゆったり緩んでいただけたらタイマッサージにも良い効果が現れるような気がしています。

次に、手の感度と手の質。

当スクール受講の生徒さんに、「苦手な手技の克服も大事ですけど、それよりも得意な手技の完成度を高めたほうがいいと思います」というようなことを良く言っているのですが、短所をなくすことも大事ですけど長所を伸ばすほうがもっと大事だと思うんですよね。

そのほうが自信を持ってタイマッサージをすることができるし、そうすることで相手も安心感を持って身体を預けてくれるので。それにそうやって得意な手技の完成度が上がっていけば、苦手だった手技も自然とできるようになっていることも多いんです。

話がそれましたが、長所を伸ばす。

僕はお客様に手の温かさを褒めていただくことがあるんですけど、それは僕の長所だと思っています。なのでその長所を少しでも伸ばすことができたらいいかなという思いもあって、今回クラニオを習ってみました。
手のエネルギーというか質感は受講前よりも良くなっている実感はありますので、ぜひぜひ実際に施術で体感していただけたら嬉しいです。

動的なタイマッサージとは逆に、静的なクラニオセイクラルセラピー。どちらが優れているではなくて、どちらもすごくいいものだと思います。今後はお互いのいい所をうまく使っていこうと思っています。

クラニオのみのコースはまだまだ修行してからになりますが、普段の施術には少しずつ取り入れていこうと思っていますので、ご希望のお客様はぜひぜひお声掛けくださいね。

みなさまのご来店を楽しみにお待ちしております。

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