普段の施術では、基礎を大事にしています。
基礎の中には体の使い方や意識や知識なども含まれますが、パッとイメージするのはやっぱりスクールで最初に習う手技だったりすると思います。
ベーシックな手技は簡単で初心者にも学びやすいから教えている。そう思っている方も多いかもしれません。
もちろんそういった面もないとは言いませんが、それ以上に、無理なくしっかりと効かせることができるから最初に教えていると僕は考えています。
無駄のないシンプルな動きだからこそ経験の差が出やすいのもベーシックな手技の特徴だと思います。
ベーシックな手技だとどうしても地味な動きが多いので初心者っぽく見えるかなとか思ってしまう人もタイ式を始めたばかりの人には多いですが、決してそんなことはないです。
今までに受けたことのないアクロバティックな手技を受けたいというお客様ももちろんいらっしゃいますし、自分の持ち駒(手技)が多い方がより自由に施術を組み立てられる良さもあるのでいろいろ学ぶのは素晴らしいことだと思います。
でも初心者の方や、もしくはいろいろ習ってはみたけど自分の施術に自信が持てないという方は、一度ベーシックな手技を一つづつ、どこに効かせているのか・何が目的なのかを考えながら練習や施術をして、手技の理解度を深めてみるのもいいかもしれません。
先ほども書きましたが、シンプルな動きだからこそ経験の差がでやすいのがベーシックです。
ちょっとしたミスが目立ってしまうのもベーシックです。
今よりもレベルアップを目指すなら、最初に習った基礎的な手技をもう一度見直してみるのも一つの手だと思います。
「使わぬ刀はさびる」
せっかく学んだ技術なので、サビつかせずしっかり活用していってくださいね!
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