講師として活動する中で日々考えるのはどうしたらより伝わりやすく講習を行う事ができるのかということ。
ちょっとした言葉の違いや手技の見せ方で生徒さんの理解度が変わってくることは多かったりします。
自分自身の発する言葉や見せ方で生徒さんがどう動くのかをしっかり検証するのは講師をするのであればすごく大事なことです。
ただこの辺は数をこなすことで徐々に見えてくることも多いので、それ以外でより良い講習を行う方法としておすすめしたいのがアイコンタクトになります。
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先日CAPT(上級講師過程)の課外活動で子供たちにタイマッサージを教える活動の引率をしてきました。
子供たちは良くも悪くも素直で正直なので、やる気のあるなしがすごくはっきりしています。
そんな子供たちに教えるのに大事なのがアイコンタクトになります。
言葉が通じなくてもちゃんと相手を見て説明すると意外と理解してくれたりするんですよね。
複数人に教えていると生徒さんみんなに対して言葉を発していますが、でもその際、講師と全く目が合わないと生徒さんは自分に言われているという実感が湧きにくくなってしまいます。
その結果、飽きてしまったり集中力が落ちてしまったりします。
そんなとき、ちゃんと生徒さんを見ながら説明したり大丈夫か確認したりすると、自分に言われているんだとちゃんと認識してくれます。
「今マッサージを教えている講師は自分のために講習をしているんだ」
そう思ってもらえたら生徒さんのやる気の持続にも繋がりますし、わからないところをちゃんと質問してきてくれたりもします。
誰のために講習を行っているのか。
なんのために講習を行っているのか。
今後もきちんと自覚しながら、「一対複数」にならず「一対一」の関係を意識しながら講習を行っていけたらと思います。
すごくあたり前のことを長々と書いてしまいましたが、まだ慣れないことを誰かに教えたり時間に追われていたりするとそのへんがおろそかになってしまうこともあるので自戒の念を込めて書かせていただきました。
これから講師をされる方や誰かに何かを教えなければならない方、ぜひ相手としっかり向き合ってみてくださいね。
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