個性は大事

今回チェンマイで1日で2回マッサージを受けた時に改めて思ったことを書いておこうと思います。

その日1回目のマッサージは基本的な手技を、習ったまま淡々とこなしていくような施術でした。本来なら僕の好きな「基礎的な手技」なのですが、この時はあまりよく感じませんでした。

そしてその日2回目のマッサージは同じようにチェンマイのお店で受けるベーシックな手技をベースに多少のアレンジが入る施術で、少しこねるような手の使い方や、手技によって効かせるタイミングで少しためたりしていました。
こちらはすごく良くて満足度が高かったです。

この両者の違いはなんだろうと考えた時、まず一つ目は相手の体と向き合ってるか

一人目の方は手技を淡々としっかりこなせていたのですがどこか機械的というか、ただ決められたことを順番通りに行っている感じで、そこに相手がどういうタイプだとか相手がどう感じているかなどの思いはあまりなかったように感じました。

そして二つ目はその施術がその人の施術かどうか

一人目の方はおそらく習ったそのままを行なっているように思います。もちろんそれが悪いわけではないです。
それだけでお客様にしっかり満足していただけることも多いです。

ただ、相手の印象に残って、そこからリピーターに繋げるためには何かしらのスパイスはあった方がいいのかなとも思っています。
でもそれは難しい話ではなくて、その手技は何をしたくてやっているのか、どこに効かせたいのかを自分なりに考えてみたり、もっといえば相手の体にしっかりと向き合って丁寧な施術を心がけてみるだけでも印象はガラッと変わります。

そしてそれがその人の施術になって、この人から受けたいと思わせるマッサージになるように思います。
二人目の方はその点がちゃんとあって、特に二つ目の理由、「その人の施術」をしっかりと感じられました。

この人でいうとこねるような手癖は、施術を受けていて少し独特な印象を受けます。もちろん好みはあるので合わない人は合わないと思います。
ですが印象に残るのはこういった独特な手癖だったりします。

別に人と違う変わったことをした方がいいという意味ではなくて、このセラピストさんはおそらく

「こうやったら気持ちいいだろうな」

というのを自分で考えたり体験してきた中で、この手の使い方に落ち着いてきたのだと思います。
それは

・タイマッサージに対する好奇心
・自分が好きな施術を目の前の相手にもしてあげたいと思う気持ち

があってこそ。
自分自身それはいつまでも忘れずにいたいなと思っています。

相手の体に向き合い、自分なりに感じて考えたことを自分の個性と言えるようになるまでしっかりと日々の施術や練習に取り入れやり込んでいく。

それがその人の唯一無二の施術を作り上げていく王道の方法だと思っています。
「マッサージに行きたい」ではなく

「この人の施術が受けたい」

そう思っていただけるように、手癖など個性を大事に自分の施術を作りあげていくことも、セラピスト生活を長く楽しく続けていくうえでの一つのポイントなのかなと思います。

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